〜 韓国では小豆のおかゆを食べる日
日本ではカボチャと小豆を煮て食べ、柚子湯に入る日ですよね。
韓国ではこの日はあずきのお粥を食べる日です。
小豆のお粥に入っている白玉団子(セアルシム 새알심)を自分の歳の数、食べないといけないと言われ続けていました。
小さい頃からそう食べないと歳をとることができないと・・・大人から言われ、早く大人になりたい子供心の私は必死で食べてた思い出があります。
韓国ではこの冬至の日は昔から小さなお正月とも言うほど大事にしていました。
小豆粥を食べることはもちろん、各家庭の家の入り口にこの小豆粥を塗りかけていました。
赤色が厄払いの意味があって、無病息災の祈願でです。
冬至であった昨日、我が家はみんなでこの小豆粥とドンチミ(동치미 冬大根で作る水キムチ)を食べました。
小豆を煮て粒あんにこしらえ、水と米と白玉を入れてじっくり煮ると出来上がりです。
シンプルだけどしみじみ美味しい味です。
今回はドンチミを紅しぐれ大根で仕込みました。
全体がピンク色に仕上がっています。
ドンチミは大根を大きめに切って仕込みます。
自然とキムチの汁から乳酸発酵による酸味が出てきて美味しいです。
皆さんもよくご存知の冷麺の汁にもこのドンチミの汁を入れます。
小豆粥はこのドンチミと一緒に食べるのが本場の食べ方です。
好みでお粥には少しの塩をかけたり、人には砂糖を入れたりもしますが、
私は何も入れなくてドンチミと一緒の食べ合わせが一番好きです。
後から知りましたが、今年は小豆粥ではなく煮た小豆餡を段々に入れて蒸す「シルトック시루떡」を食べる、「エドンジ 애冬至 」だったそうです。
閏年の冬至はそうするとか〜
初めて聞きました。
最近は色々と情報が多過ぎて・・・
私の母も前日に小豆粥を拵えてドンチミと食べたし、昨日はお寺さんにも行ったのに私に何も言ってなかったし・・・
無視しようと思っています。
因みに話によるとエドンジ(エ冬至)にお粥を食べると小さな子供が病気にかかるとのことでした。小さな子供もいないし・・・
韓国ではいろんな迷信とshamanismが多く根付いてる国です。
皆さんは昨日の冬至に何をしましたか?
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