〜萩の枝で編んだザル 싸리 채반
秋の花、萩
とあるところで見つけました。
教えてもらったと言うのが正しいです。
お食事をするところの『床の間』にもこの萩の花が飾ってあって、
盛り付けた器にも萩の花が描かれてました。
やはり四季を楽しむ日本料理ならではのおもてなしですね。
生物とか化学、物理を勉強はしたものの、生活の中で結びついてないです。
ただ、その時にいい点数をとるため、大学へいくために覚えていく、全然違うものとして
理由もなくこなしてきたんです。
やっと、萩ってものの実物と出会いまして、結びつきました。この歳で・・・
萩は韓国語ではSSARIといいます。
昔は枝で庶民の家の垣根とか扉とかを作ったり、写真のように籠を作って色んな台所仕事に使っていたものでした。
写真の通り今でも使われています。
私の母は結婚するときに持ってきた、萩製の編み籠をいまだに大事に使っています。
私はコンパクトなサイズのを4つしか持っていませんが、これも10年以上使い込んでいるものです。
最初の頃は白ぽかったんですが、使って行く内にだんだん色が濃くなります。
いつのまにか韓国でも中国からベトナムからの安価な竹製品がありふれてしまい、萩製の籠が中々見つかりづらくなりました。
この頃はエコロジーがトレンドとなりまた需要が増えて少し前よりはマシになりましたが・・・
籠を作るときは萩の枝の皮を全部剥がして使うらしいです。
これも、母から聞いた話です。
手間がかかりますよね。
食品と直接触れるのでそれなりの工夫をしたんですね。
先人の知恵は凄いです!
日本料理の盛り込みで演出のために岩萩すだれをよく見かけます。
萩を見つけたのでみなさんに余談で韓国古き良き道具をご紹介いたしました。
皆さんには私のような馬鹿はいらっしゃらないでしょう!萩を知らない〜
言い訳ですが、私は都会の子です(ワロワロ)
#싸리채반 #萩ザル
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